Mr.DIMER Journal
【憧れのブルトレ Vol.2】ブルートレインが"選択肢"じゃなかった時代
ほんの数日前、知人と食事をしている際、 先日執筆した、【憧れのブルトレ Vol.1】の話をつまみに出したのですが。 「あー。ブルートレイン懐かしいですね~。 乗ってました、乗ってました。子供のころ。 さくら だったかな?佐賀から、名古屋まで。」 と回顧されていたので 「そうなんですね。え?旅行でですか?」 と返したのですが。 すると、 「んー。旅行というより、、、義務と言いますか・・笑 年末年始ですとか、お盆ですとか。良く乗りましたよ。 親戚が名古屋にいるものですから。家族行事ですね」 と。 その返答を聞いたとき、想定していない返事だったため一瞬混乱したんですが、 なぜ混乱したかというと、 「ブルートレインに乗る」 という行事は現代の私たちにとって、もはや非日常。 旅行や時間を贅沢に使える旅くらいにしか 乗れないもの。 というイメージのため、 「親戚の家に行く、実家へ帰省する」という、 今や自家用車(高速道路)、新幹線や飛行機、バスにとって代わられている中で "年に何度かある定例行事"の移動手段が"ブルートレイン"というのが紐づかなかったわけです。 その時、「物凄く羨ましいなぁ。」という気持ちが溢れたのでした。 知人も当時を振り返り、 「あの時は思い出に残っていますね、子供心に楽しかったですよ。」 とおっしゃっていました。 なお、 今でこそ懐かし・憧れるブルートレインですが、...
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ほんの数日前、知人と食事をしている際、 先日執筆した、【憧れのブルトレ Vol.1】の話をつまみに出したのですが。 「あー。ブルートレイン懐かしいですね~。 乗ってました、乗ってました。子供のころ。 さくら だったかな?佐賀から、名古屋まで。」 と回顧されていたので 「そうなんですね。え?旅行でですか?」 と返したのですが。 すると、 「んー。旅行というより、、、義務と言いますか・・笑 年末年始ですとか、お盆ですとか。良く乗りましたよ。 親戚が名古屋にいるものですから。家族行事ですね」 と。 その返答を聞いたとき、想定していない返事だったため一瞬混乱したんですが、 なぜ混乱したかというと、 「ブルートレインに乗る」 という行事は現代の私たちにとって、もはや非日常。 旅行や時間を贅沢に使える旅くらいにしか 乗れないもの。 というイメージのため、 「親戚の家に行く、実家へ帰省する」という、 今や自家用車(高速道路)、新幹線や飛行機、バスにとって代わられている中で "年に何度かある定例行事"の移動手段が"ブルートレイン"というのが紐づかなかったわけです。 その時、「物凄く羨ましいなぁ。」という気持ちが溢れたのでした。 知人も当時を振り返り、 「あの時は思い出に残っていますね、子供心に楽しかったですよ。」 とおっしゃっていました。 なお、 今でこそ懐かし・憧れるブルートレインですが、...
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【憧れのブルトレ Vol.1】モノクラスな雰囲気に惹かれた14系寝台車
<12系急行客車をベースに"特急客車"へと進化> ■14系寝台車とは? 14系客車は、1971(昭和46)年に登場した特急形客車です。 それまで「走るホテル」20系が固定編成を前提としていたのに対し、 14系は将来の省力化を見据えて開発されました。 最大の特徴は、カニ21のような「電源車」を必要としない分散電源方式を採用したこと。 各車両に発電用ディーゼルエンジンを搭載することにより、 列車の分割運転を容易にする狙いがありました。 スハフ14の床下から響くディーゼルエンジンの唸りは、まさに14系の"証"。(エンジン音がうるさい) 動力分散方式は、長崎と佐世保へ向かう「さくら」や「みずほ」のように、ダイヤ上、分割・併合を伴う柔軟な運用が可能となりました。 ベースは12系急行形客車として、14系では特急形客車へとアップデートされました。 ■快適な接客設備となった14系寝台車 B寝台のベッド幅は、20系のそれが52cmであったのに対し、 581・583系電車で採用したのと同様の70cmへと大型化させたところが大きな特長と申せましょう。 また3段寝台の中段には自動昇降装置を取り付けたことで、ベッドの収納を省力化。 接客設備のアップデートが図られました。 ■一番の特長が仇となる「14形から15形へ」 画して登場した14系寝台車(14形)。1972年3月ダイヤ改正で寝台特急「さくら」・「みずほ」・「あさかぜ(下り)2号・(上り)3号」の3往復で運用を開始していますが、 運用を開始して間もない同年に「北陸トンネル火災事故」が発生。 火元可能性のある電源エンジンを客室の直下に置く"分散電源方式"は 安全上の問題があるとされ、本形式の製造を中止、 以後の寝台車の増備は20系時代の集中電源方式を再採用した24系客車に移行しています。 製造は、集中電源方式の24系に移行したものの、 20系時代に課題となった、分割併合列車に対応した分散電源方式の車両が再度導入される機運となります。 1978年(昭和53年)、防火安全対策を強化して導入されたのが14系15形です。 14系と一口に言っても、 ここで話題とする寝台車の14形、難燃対策のされた15形、もとより座席車もあり、 後年には、アコモ改善、設備を多様化した改造形式も登場するなど、 簡単に語りつくせません。 ■ラストスパートを短編成で駆ける姿が印象的...
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<12系急行客車をベースに"特急客車"へと進化> ■14系寝台車とは? 14系客車は、1971(昭和46)年に登場した特急形客車です。 それまで「走るホテル」20系が固定編成を前提としていたのに対し、 14系は将来の省力化を見据えて開発されました。 最大の特徴は、カニ21のような「電源車」を必要としない分散電源方式を採用したこと。 各車両に発電用ディーゼルエンジンを搭載することにより、 列車の分割運転を容易にする狙いがありました。 スハフ14の床下から響くディーゼルエンジンの唸りは、まさに14系の"証"。(エンジン音がうるさい) 動力分散方式は、長崎と佐世保へ向かう「さくら」や「みずほ」のように、ダイヤ上、分割・併合を伴う柔軟な運用が可能となりました。 ベースは12系急行形客車として、14系では特急形客車へとアップデートされました。 ■快適な接客設備となった14系寝台車 B寝台のベッド幅は、20系のそれが52cmであったのに対し、 581・583系電車で採用したのと同様の70cmへと大型化させたところが大きな特長と申せましょう。 また3段寝台の中段には自動昇降装置を取り付けたことで、ベッドの収納を省力化。 接客設備のアップデートが図られました。 ■一番の特長が仇となる「14形から15形へ」 画して登場した14系寝台車(14形)。1972年3月ダイヤ改正で寝台特急「さくら」・「みずほ」・「あさかぜ(下り)2号・(上り)3号」の3往復で運用を開始していますが、 運用を開始して間もない同年に「北陸トンネル火災事故」が発生。 火元可能性のある電源エンジンを客室の直下に置く"分散電源方式"は 安全上の問題があるとされ、本形式の製造を中止、 以後の寝台車の増備は20系時代の集中電源方式を再採用した24系客車に移行しています。 製造は、集中電源方式の24系に移行したものの、 20系時代に課題となった、分割併合列車に対応した分散電源方式の車両が再度導入される機運となります。 1978年(昭和53年)、防火安全対策を強化して導入されたのが14系15形です。 14系と一口に言っても、 ここで話題とする寝台車の14形、難燃対策のされた15形、もとより座席車もあり、 後年には、アコモ改善、設備を多様化した改造形式も登場するなど、 簡単に語りつくせません。 ■ラストスパートを短編成で駆ける姿が印象的...
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