【ついに世代交代】EF65・DD51・DE10の仕事を継ぐ「DEC743形」が走り始めた

【ついに世代交代】EF65・DD51・DE10の仕事を継ぐ「DEC743形」が走り始めた

マイミー

2026年。

やはり今年は、
国鉄形車両にとって
ひとつの節目の年になりそうです。

JR西日本の新型事業用車「DEC743形」。

今年6月に姿を現して以降、
各地で試運転が続けられています。

そして9月に入ると、
DEC743-1とDEC743-2が
「SLやまぐち号」で使用される35系客車5両を挟み、

山陽本線で性能試験を行う姿も見られるようになりました。

いよいよ、“試作車が出てきた”
という段階から、

実際に機関車の仕事を引き継ぐための
試験が進む段階へ入ってきたようです。

DEC743形が担うのは、
これまでJR西日本で長年活躍してきた

EF65形、
DD51形、
DE10形などが受け持ってきた仕事。

バラスト輸送。

レール輸送。

回送列車の牽引。

そして車両基地での入換。
華やかな特急列車とは違います。

しかし、
鉄道を裏側から支えるためには
絶対に欠かすことのできない仕事です。

そこにも、

ついに国鉄形から新世代への
世代交代の波がやって来ました。

DEC743形は、

ディーゼルエンジンで発電し、
その電力でモーターを回して走る
電気式気動車。

さらに蓄電池を組み合わせた
ハイブリッド方式が採用されています。

つまり見た目こそ機関車のようですが、
分類上は「機関車」ではありません。

自ら走ることのできる
事業用気動車です。

そして、
この車両を初めて見たとき、
国鉄好きなら少し気になるところがあります。

DEC743-1の車体。

朱色とグレー。

そこに白い帯。

どこか、
国鉄時代のDF50形ディーゼル機関車を思わせる配色なのです。

DF50もまた、
ディーゼルエンジンで発電し、
その電力で主電動機を動かす
「電気式ディーゼル機関車」でした。

もちろんDF50とDEC743では、
生まれた時代も、技術も、目的もまったく違います。

それでも、
半世紀以上の時を越えて、
再び“電気式”という方式を持った車両が、
国鉄形機関車たちの仕事を
引き継ごうとしている。

そう考えると、
なかなか面白いものがあります。

現在は、
JR西日本向けのDEC743形が
順次姿を現し、試運転が続けられている段階です。

6月に登場したDEC743-7、8、

嵯峨野観光鉄道向けのDEC743-1001に続き、
DEC743-1、2も登場。

9月には35系客車を使った
牽引性能試験まで始まりました。

つまり国鉄形機関車の置き換えは、
もう遠い将来の話ではありません。

すでに、その準備は着々と進んでいます。

EF65。

DD51。

DE10。

かつては駅や車両基地へ行けば、
当たり前のように見ることができました。

貨車を引く姿。

客車を引く姿。

構内で入換をする姿。

決して主役ではありませんでしたが、

鉄道の日常には、
いつも彼らがいました。

しかしその光景もいよいよ、
過去のものになろうとしています。

「新しい車両が登場する。」

それは当然、
鉄道にとって必要なことです。

省エネルギー化。

保守の効率化。

そして、
これから先も鉄道を維持していくためには、
新しい技術への世代交代は
避けて通れません。

分かってはいます。

でも、

やっぱり少し寂しい。

鉄道ファンとして、そんな複雑な気持ちになります。

ただ、
DEC743形が走り始めた姿を見ていると、
国鉄形機関車が守ってきた仕事そのものは、
これからも続いていくのだと感じます。

車両は変わる。

音も変わる。

風景も変わる。

それでも、

鉄道を支える仕事は受け継がれていく。

いよいよ本格的に始まりつつある、
国鉄形機関車から「DEC743形」への世代交代。

今しか見ることのできない
「新旧交代の途中」を、
しっかり記録しておきたいと思います。

(マイミー)

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