【去り行く211系フェイス Vol.3】"国鉄最後の新系列"213系

【去り行く211系フェイス Vol.3】"国鉄最後の新系列"213系

編集長

<もはや…新性能電車2代目の急行形とも言えるのではないか>

213系。

1987年、
建設中であった本四備讃線
(瀬戸大橋線)の
快速列車用として、
211系をベースに開発されました。

そして、
国鉄が世に送り出した、
"最後の新系列車両"でもあります。

■車両紹介
211系が
2両1組の"MM'ユニット方式"を採るのに対し、
213系は、
電動車1両で完結する"1M方式"を採用。

平坦な瀬戸大橋線での運用に加え、
軽量ステンレス車体ゆえの
編成重量の小ささから、
1M2Tという、
電動車比率の低い、
経済的な編成が可能となりました。

車体は、211系譲りの
軽量ステンレス。
"ブラックフェイス"の面差しも、
継承されました。

■急行形と言っても過言ではない?!
近郊形たる211系が
片側3扉であるのに対し、
213系は、片側2扉。

座席は、
"転換クロスシート"。

2扉・転換クロスシートといえば。

かつての
"急行形電車"の系譜そのもの。
(最も一般形、近郊形としてはキハ66系、117系が先んじて採用しています)

なるほど、確かに
形式区分は"近郊形"。

されど、
その2扉・クロスシート主体の構成は、
往年の急行形を彷彿とさせるもので、
東海顔を第一世代とする新性能電車群の、
"急行形第二世代"と呼べるのではないか、
と考えています。

■現況
JR西日本の0番台は、
瀬戸大橋線の
快速"マリンライナー"として
その名を馳せた後、
現在は岡山地区のローカル運用が主体。

一方、JR東海の5000番台は、
飯田線を最後の花道とし、
2026年3月、
惜しくも運用を終えました。

先輩211系と共に、
静かに、その活躍の場を狭めつつあります。

(Mr.DIMER編集長)

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