【去り行く211系フェイス Vol.2】近郊形直流電車"211系"
編集長
ステンレス車体故、
古臭さ、劣化を感じにくい。
と言いつつ、
登場年から数えると
実に40年が経過...
国鉄民営化直前夜となる
1985年、
113系や115系ら近郊型電車の二代目に当たる
211系は、
東海道線東京口向け、
および
翌1986年には
名古屋地区向けにそれぞれ新製配置された
"首都圏のニューカマー"と申せましょう。
■211系近郊形直流電車
軽量ステンレス車体による、大幅な軽量化と、
塗装省略による保守低減を実現。
制御方式は、界磁添加励磁制御。
サイリスタチョッパ制御よりも
安価かつ簡便に電力回生ブレーキを
使用できる方式で、
省エネルギー化に貢献しました。
台車は、構造の簡素なボルスタレス台車。
これら省エネ・低保守の新機軸により、
2M3T(電動車2両+付随車3両)の編成でも、
従来の113系・115系の2M2T編成と
同等以上の性能を確保しました。
番台区分は、
座席配置・投入線区によって細分化されます。
・0番台(セミクロス)/2000番台(ロング)
東海道線東京口などJR東日本の暖地向け
・1000番台(セミクロス)/3000番台(ロング)
宇都宮線・高崎線向けの耐寒耐雪仕様
・5000番台/6000番台(ともにロング)
JR東海(名古屋・静岡地区)向け
このほか、JR西日本にも、
ジョイフルトレイン
"スーパーサルーンゆめじ"用として、
2両が在籍していました。
製造は、国鉄からJRへとまたがって続けられ、
最終的に、総計827両体制を構築。
登場から40年を経て、
JR東海では全車が引退(2025年)。
JR東日本でも、
高崎・長野地区での運用を残すのみと
なっています。
(Mr.DIMER編集長)

