【安全に対する心得】鉄道員が先ず一番に覚えるもの。

【安全に対する心得】鉄道員が先ず一番に覚えるもの。

マイミー

日本の鉄道には、皆さんも一度は目にしたことがあるであろう「安全綱領」というものがあります。

鉄道員として現場に出る前に、まず最初に叩き込まれる言葉です。

1. 安全の確保は、輸送の生命である。
2. 規程の遵守は、安全の基礎である。
3. 執務の厳正は、安全の要件である。

※表現や内容は鉄道会社によって異なる場合があります。

この三つの言葉を見たり聞いたりしたことのある方は、多いのではないでしょうか。

しかし、鉄道員が身につける安全への心得は、これだけではありません。

さらに細かく定められた「一般準則」があります。

1. 規程の携帯
2. 規程の理解
3. 規程の遵守
4. 作業の確実
5. 連絡の徹底
6. 確認の励行
7. 運転状況の熟知
8. 時計の整正
9. 事故の防止
10. 事故の処置

鉄道員であれば、誰もが繰り返し教えられてきた内容だと思います。

そして私は、鉄道員の持つ使命感や責任感というものは、こうした教えから始まっているように感じています。

これは何も、運転士や車掌といった乗務員だけの話ではありません。

駅員、指令員、保線、電気、信号、車両整備。
列車を安全に走らせるために関わる、すべての鉄道員に共通するものです。

一本の列車が何事もなく目的地へ到着する。
利用する側から見れば、それは「当たり前」のことかもしれません。

しかし、その当たり前の裏側には、数え切れないほどの確認と作業、そして多くの鉄道員の責任があります。
近年、鉄道を巡るネガティブな話題を目にする機会が増えました。

そして近々でも関東の私鉄で、痛ましい事故が発生してしまいました。

ファンとして。
そして、かつて乗務員としてハンドルを握っていた人間として。
こうした出来事を見るたびに、非常に胸が痛みます。

「どうにかならないものか」

そう考えても、今の私に現場を直接変える力はありません。
そこに無力感を感じることもあります。
それでも、Mr.DIMERとしてできることはあると思っています。

鉄道員たちが、安全というものにどれほど真剣に向き合っているのか。
昔に比べれば労働環境や待遇は改善されてきました。
それでも鉄道という仕事は、一つの判断、一つの確認が、多くの命に関わる世界です。
その重圧の中で、現場は今も、多くの職員の使命感と責任感によって支えられています。
そのことを、元プロの立場から少しでも伝えていきたい。

それが今、私にできることだと考えています。

そして安全を守るのは、鉄道会社だけではありません。
私たち鉄道ファンにも、できることがあります。

ルールを守る。

危険な場所には立ち入らない。

運行や係員の仕事を妨げない。

そして、鉄道員の仕事に敬意を持つ。

その積み重ねもまた、鉄道の安全を支える一つの力になるのではないでしょうか。

安全が守られなければ、
貴重な車両を使ったイベントも開催できません。

沿線で美しい鉄道写真を撮ることさえ、
難しくなってしまうかもしれません。

鉄道を愛するからこそ。
鉄道をこれからも楽しみ続けたいからこそ。

我々ファンも一緒に、安全を守りましょう。

そして何より、
凄惨な事故が起きないことを願って。
鉄道員が毎日守り続けている「安全」という当たり前を、
私も一ファンとして大切にしていきたいと思います。

(マイミー)

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