【分割民営化39周年】JNR 日本国有鉄道とは

【分割民営化39周年】JNR 日本国有鉄道とは

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<赤字に始まり、赤字に終わったが…日本の高度経済成長を支えた"国鉄">

国鉄分割民営化から、2026年4月1日で39周年。
分割民営化後、新生JRとして今日の鉄道輸送を支えているわけですが、
昨年、25年1月29日には、国鉄(日本国有鉄道)の営業日数(1万3818日)を上回りました。

遠い昔のように感じる国鉄時代。
今現在においても、国鉄時代に製造された車両達は、
数を減らしつつではありますが、活躍を続けています。

きょうは、「国鉄」、
正式名称、「日本国有鉄道」を簡単に振り返ってみましょう。

【1】国鉄の発足
鉄道院、鉄道省を経て、1949年6月1日に日本国有鉄道が発足。

【2】151系特急こだま号の登場
1957年(昭和32年)「第1次5カ年計画」において誕生。

【3】東海道新幹線の開業
1961年(昭和36年)「第2次5カ年計画」、東海道本線の輸送力増強施策として、
1964年(昭和39年)に「東海道新幹線」が開業。
国鉄の象徴となる。

【4】輸送改善の実現
第3次長期計画。
ヨンサントオ(1968年)改正により、新性能電車などの大量投入により輸送改善を図る。
高度経済成長に伴う、急速な首都圏通勤輸送の増大に対応すべく、「通勤五方面作戦」が進む。

【5】合理化方針
財政の深刻な悪化による合理化の推進を計画。
1968年以降、赤字ローカル線の整理・廃止方針へと舵を切るものの、
田中角栄総理による"日本列島改造論"により、その方針を打ち切られる。
また、この時期、国鉄の労働環境の合理化、政治的要素とのからみにより、労使関係は悪化。
規律の低下を伴い、ストライキを頻発。

【6】度重なる運賃値上げ
1978年以降、毎年の運賃値上げは利用客の減少に拍車をかけるようになる。

【7】民営化の論調強まる
1982年、5年以内の分割民営化の検討。
国鉄側は、非民営化を模索するも支持を得られず。

【8】国鉄解体
1987年4月1日、日本国有鉄道は、本州3社、離島3社、貨物会社1社とする、合計7分割された
JRへと分割民営化。

■国鉄を文脈で見れば華々しさはないが…
借入金返済、急増する輸送需要に応じた投資、高速鉄道の夢、高速道路・航空路線との競合…
経営環境が四面楚歌な状況にあって、
新型車両の開発、安全輸送への執着、高速鉄道網の整備と
国家国民の期待に応え続けた"国鉄"。

私たちは今日、国鉄の面影も消えつつある"JR"と言う鉄道を
不自由なく(当然、快適性を求めればキリはありませんが)利用できていますが、
それは、"日本国有鉄道"と言う名の通り、
私たちを産み、そして育んでくれた先人たちの血の滲んだ努力、すなわち血税により
成り立っていることを忘れてはならないと思うのです。

そして、
今日に生きる私たちは、
その先人たちの残してくれた"鉄路"に対し、感謝と尊敬の念を持ちつつ
そのご恩を、次の世代へ繋いでいく、"恩送り"へと
昇華させていく使命があると思っています。

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