【国鉄分割民営化と民鉄の収益優先構造】

【国鉄分割民営化と民鉄の収益優先構造】

マイミー

国鉄分割民営化を阻止したかった職員。

国鉄分割民営化を断行したかった国。

政治的な思惑の中で当時の現業職員はどう考えていたのか。
いまの民鉄の安全意識とは。
収益優先意識構造を
門サキ氏とマイミー2人で徹底的に斬ります。

門サキ氏:
私は分割民営化に関しては政治的な思惑によるものが最大の要因だったと思っています。
赤字の原因を明確にせず、すべてを放漫経営によるものと世論操作し、余剰人員自体国策によるものであり自然減の時期でもあったにも関わらずそれを隠して現場の責任にしようとしたのは許せないことです。
モータリゼーションの転換は、これも国がそれぞれの交通機関の特性を生かした政策を立案していれば最適化できたのではないでしょうか。
公社だったころは他の事業を行うことができませんでしたが、これも法改正でなんとでもできる問題です。
電電公社は2分割、専売公社は単純民営化、国鉄は7分割となりましたが、国鉄を分割してしまったことで利用者の利便性を低下させてしまったことや各社の格差を生みサービスレベルを低下させてしまったことは否めない事実だと思います。
安全よりも収益優先の体質になってしまったことは民営化による弊害の最たるものではないでしょうか。

マイミー:
当時を生きる門サキさんの前で私が意見を述べるのはいささか憚られるものがありますが、
今も尚残る色濃い鉄道業界の中の矛盾。

私自身が現業職時代から思っていた事。
先ず第一に安全軽視と言わざるを得ない経営体質。
安全綱領とはなんなのか。
毎年各社が発表する安全報告書とは何の為にあるのか。

どの会社も同じとは言いませんが、
普段一定ラインの安全は担保しているのは当然ですが、
見て見ぬふりしてる所が多々あるのが実情です。

安全面投資や、管理の話はさほど出てこなくても、
営業利益◯◯%などの話は毎日共有させる。

その名の通り収益優先意識です。

収益が落ちたら、その改善施策を安全担当課長が担当する。
そもそもその構図もおかしい話ですが。
(当時の私のいた会社の話です)
もちろん民間企業なので収益を求めるのは当然ですが、
公共交通と言う特性上その責任は免れません。

世間には安全第一をさも当然にやってるかの如く謳う。
内情は民鉄、JRを含め大きく乖離してると容易に想像できます。

この構造を変えない限り、
大きなインシデント、事故は必然な気がします。

次回、国鉄分割民営化をしなかったら?
民営化を阻止できたとするならば?

ディープに妄想していきます。

ではまた!

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