【路面凍結、大雪にはご注意を!】

【路面凍結、大雪にはご注意を!】

マイミー

マイミーです。

冬の恐怖第二弾。

「雨氷」

架線が雨氷で覆われ、
列車走行時に、
パンタグラフがバチバチとアークを放ちます。

これがまたすごい音なんですよ。
まさしく鉄を溶接してるような大きな音がします。

極限に酷いとアークで架線を切断してしまったり、
パンタグラフを破損してしまったりします。

その為予防の為、鉄道会社は始発の前にカッター列車を走らせます。
各社それぞれやり方は違いますが、
機関車が走ったり、始発前に臨時でカッターを走らせたり、
様々です。

雨氷はある程度予測ができても、
判断が難しいそうです。

ウテかウヤか。
私の居た会社は、運用を決めている運転指令の当直が判断していました。
主にカッターは、早朝の始発前に走らせていました。
行路に入るウテシが乗務するのではなく、
その日の当直助役が乗務していました。

私の体験した恐怖体験は、、、
その当該日、カッター列車は指令判断でウヤの日でした。
天気予報もそれほど気温が下がる予報ではなく、
ウヤが決まっていたのですが…
予報に反して恐ろしく気温の落ちた日でした。
翌日私は初電からの勤務。
乗務の2時間前に出勤して、
準備をして点呼を受けようと点呼台に向かっていた時でした。

朝方からザワつく区内。
当直と指令が何やら焦りながら右往左往。

どうしたのか聞いてみると、
雨氷の付着が酷いと。

嫌な予感がしたんですよ。
雨は夜中降ってたし、恐ろしく寒いし。
(この頃から寒さ大嫌い)

これ無理やろ…と思いながら
点呼を済ませて乗務の判断を待っていると、

まんまと通常通りウテの判断。

その日の指令の当直は、
ズバ抜けて曲者。
面倒くさがりで有名。

カッター走らせときゃいいのに。
運用変更が大変だからと恐らくウヤにしたのでしょう。
私はそう思ってました。

始発列車の発車時刻。

出発進行!
喚呼と共にノッチを投入

バチバチバチバチ!!!
パパンっ!バチバチ!!

けたたましい音と共に発車。

MGが止まったり、室内灯が落ちたりと電圧は不安定な中、起動不能を繰り返し、まさにカオスの状態。

すると程なくして指令から運転見合わせの無線。

ハナなら走らせるんじゃねえよって話です。

心の底からそう思いました。

そこからが大変。

数人とは言え乗客も居る。
寒い。
指令の指示を待ちの旨車掌に連絡。

約3時間立ち往生。

保線の方々が人海戦術で手作業で雨氷を落としていく。
非常に頼もしく感じたものです。

天候とは言え、1人の判断ミスで多くの輸送障害を誘発する良い例でした。

その日は本当に疲れたなー。
今でも覚えてます。

ではまた!

(執筆:マイミー)

<毎度、鉄道メディア Mr.DIMER にお越し頂きありがとうございます>

ブログに戻る