【ん?なぜ?】通勤形な附番の"401"系

【ん?なぜ?】通勤形な附番の"401"系

編集長

401系。
(403系も)

と聞くと、
当然ながら"交直両用近郊形電車"のソレが思い浮かぶことでしょう。

一方で、
国鉄の"新性能電車車両形式の規則"を同時に想像するなれば、
"401"は、本来"通勤形電車"に附番される形式では?
と思案される方もおられようと思います。

101系や103系、
201系、203系、205系、
301系...など。

んー、確かにと納得しかけるところ。

もっとも、
その疑問は間違っておらず、
ただ"交直両用近郊形電車"に"401"が付与されたことも間違ってはいない…

そのカラクリは、
国鉄の形式付与規則の"区分"にありました。

形式付与規則が改正された1959年前後当初、
十の位の数字は
0~3までが"近距離用"、
5~8までが"長距離用"と
大きく2区分されていました。

その後、
1970年代以降で、
"事実上"、
近距離用の0~3のうち、
0を通勤形、
1~2を近郊形に区分するようになります。

401系は
近郊形電車の始祖であり、
1960年の本系列登場時点で、
通勤用、近郊用の区分けがなかったことが
表題にある"疑問発生の火種"と言えます。

(1959年に称号改正された車両達の中でも151系は現在で言えば"特急形"に分類されるため
151系と言うより、181系を名乗る方が順当では?、と"のちのち"成るのが証左)

ちなみに、
上記で敢えて述べた、
"事実上"を枕詞にしている理由としては、
結論から言うと、"415系の登場"が絡みます。

1960年代の"東海顔"大増殖期、
111・113・115系など近郊形車両には、
既に"十の位"に"1"を充てていた事実。

他方、
交直両用車においては、50Hz/60Hzの区分けを十の位で行っていたことから、
1965年に登場する403系でも、十の位に"0"を付与。
(403系/423系など)

そして、技術革新により、
50Hz/60Hzの区分けを行う必要が無くなった、
1971年の"415系登場"で、
この区分が明確になった、という塩梅です。

これ故に、
1960年代には通勤形・近郊形の区分けは事実上できていたけれど、
明確に区分けがなされたと判断できたのは、
1970年代と言える。という主張です。

さて、
それはそうと、
401系は
後々、
近郊型区分の411系に"形式変更される可能性があった"事をご存知でしょうか。

それはまた、
別のお話。

【ん?なぜ?】通勤形な附番の"401"系

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