【スカートが一昔前のM社Nゲージの様。】また寒くなるそうです…酷寒地仕様の東海顔711系
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<純然たる"東海顔"に見えて前照灯やスカート、側面に異端さが見られる、北海道専用車>
■長期滞在型の「強烈な寒波」にご注意下さい
21日(水)から週末の25日(日)にかけて、本州や四国にかけて寒気が舞い込むとのこと…
降水があれば、平地でも雪になる可能性があります。
不要不急の外出を控えるように。とのことですが、皆様、ご自宅でもお出かけ先でも
暖かくしてお過ごし下さい。
お風邪などひきませんように。
今日は、"寒さ"にちなんで北海道向け711系電車について解説。
■酷寒冷地に初めて足を踏み入れた国鉄電車
函館本線電化開業にあたっては、北海道という酷寒冷地を走るための装備・設備を備えた車両が並行して開発されました。
それが本記事で紹介する711系電車です。
1967年に試作車2編成4両、量産車として1968年から、合計114両が製造、
いわゆる”東海顔”という153系に始まる系統の見た目ですが、
それまでの直流用、交直両用車ではなく、交流専用車として、在来線初の車両となったほか、
酷寒冷地向け車両として、エポックメイキングな車両として特筆されましょう。
■まるで急行形!寒冷地向けゆえの設備が満載
酷寒冷地を走る車両とあっては、やはり車内保温対策が必要となったため、
片開き引戸を片面2か所に配置、客室と出入り口を扉で仕切ることでデッキを備えました。
普通列車向けに作られた車両ですが、その設備はまるで優等列車向けとも言えます。
また、窓枠は二重窓構造としており、本州・九州向け同系統の車両と比較して、
小型になっています。
登場からほどなくして1973年には、試験的に行先表示器上部に2灯のヘッドライトを装着。
降雪時の視界確保のために試行錯誤されました。
■スカートの形がごつい!
一昔前の東海顔マイクロエース製品によく見られた、
ごっついスカート。
711系のスカートは、模型のスカートを実物にしたような形状だなぁと、心の中で思っていました。
初めての北海道向け車両として開発、製造された711系。
量産前に先行して作られた試作車は仕様の異なる2タイプでした。
国鉄近郊型電車のそれをベースに設計されたとは言え
想定される環境を見据えて、様々の検証や改良を繰り返されたものと推察されます。
711系は2015年3月にすべての車両が引退していますが、
後代の酷寒地・北海道を走る電車群、
その礎を築いた車両と申せましょう。



