【世代交代の"あの時"】イケメン"E233系"と無骨な"201系"
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最近、鉄道業界全体を包む
「国鉄時代の終焉」という空気。
思い返してみると、
通勤型電車の世代交代を強く感じた最初の出来事は、
約20年前、E233系の登場時だったように思います。
■201系との思い出
当時、私は高校生でした。
関東の中央線の顔とも言えた201系が
まだまだ現役の時代。
中央線だけでなく、
・京葉線
・総武緩行線
・青梅線
・五日市線
・八高線
・富士急行線
など、様々な路線で活躍していました。
特徴を挙げればキリがありません。
チョッパ制御特有のモーター音。
通称「ギロチンドア」と呼ばれた豪快なドア。
独特のブレーキ緩解音。
どれも今となっては懐かしい、
国鉄電車の"音"と"匂い"です。
私が大好きな電車でした。
115系と並び、
青春時代を共に過ごした車両です。
引退後、
トップナンバーである201-1だけは
長年豊田車両センターに留置されていました。
「鉄道博物館に行くのかな?」
と思っていましたが、そうでもなく。
イベントの度に塗り直され、
また日焼けしてサーモンピンクになり、
再び塗り直される。
そんな姿を何度も見てきました。
そして今年3月。(2026年)
ようやく青梅鉄道公園への保存が決まりました。
解体されずに済んだことは、
201系ファンとして本当に嬉しい出来事でした。
■E233系の登場
およそ20年前。
なじみの201系の前に
突如として現れた"E233系"。
のっぺりとした未来的な顔。
当時は珍しかったHID前照灯。
聞き慣れないVVVFインバータのモーター音。
聞き取りやすい自動放送。
そしてドア上の液晶モニター。
何もかもがハイテクに見えて、
「これからの通勤電車はこうなるんだ」
とワクワクしたのを覚えています。
車両の世代交代を初めて肌で感じたのは、
あの瞬間だったのかもしれません。
そして、
E233系は登場後、
驚くほどのスピードで勢力を拡大。
中央線だけでなく首都圏各線区へ進出し、
基本番台だけでも
0番台から8000番台まで発展しました。
さらに他社では、
E233系をベースにした車両が誕生するなど、
まさに通勤電車のスタンダードとなりました。
鉄道車両においては近年、
基本的スタイルの統一化が進み、
少し寂しさを感じる部分もありますが
他方、
"E233系シリーズ"が様々の線区で重宝され愛され続けるのは
技術者たちの知恵と経験を注ぎ込んだ"傑作車両"だから、
とも言えるのではないかと。
(まさに国鉄型車両が今でこそ懐かしがられるものの、
現役時代には"マンネリ"と一蹴されたソレと同じ現象では)
201系の無骨な魅力も好き。
E233系のスマートな魅力も好き。
だからこそ思います。
次はどんな技術が鉄道に採用されるのだろう。
そう考えると、
鉄道趣味の楽しみ方は
「懐かしむこと」"だけ"ではなく、
「未来を楽しみに待つこと」
でも、あるのかもしれません。



