【国鉄のままだったら】"211系フェイス"がもう少し幅を広げてた説
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国鉄分割民営化前夜となる1985年に登場した"211系直流近郊型電車"は、
先輩にあたる、113(111)・115系列の第2世代的役割を担う車両ですが、
"時の運"か、
1987年民営化後のJR各社はこれを境に(民営化した直後はともかく)、
それぞれオリジナルの車両を開発する方向へと舵を切ります。
数で見ると
113系が3,000両弱、115系が2,000両に対し、
211系が827両(国鉄時代・JR時代含む)の製造ですから、
これら旧車両の置き換え目的・フルモデルチェンジ車として登場した割には数が足りないことが判ります。
当然ながら、民営化後のJR各社においても、
"近郊型電車"の増備は続き、
JR東日本・JR東海こそ211系の製造を継続したものの
(上述の827両中、東日本325両、東海242両、西日本2両がJR化後の製造)
JR西日本は1989年に221系、
JR四国は1995年に6000系(これは211系フェイス)、
113・115系世代の
交流版、
JR北海道711系を代替する721系を1988年、
交直両用版、
JR九州421系を代替する811系を1989年に登場させるなど、
これらが"211系統車が入りそうな枠"に代わりその穴を埋めていったのですが、
本日の話題は、
「国鉄が民営化しなかったら」
211フェイスはもっと増殖し、バリエーションも豊富に展開していたのではないか?
という妄想。
その本証とまでは言えずも、そう思うのは、
国鉄のままだったら恐らくは
・221系→211系の増備車
・721系→711系1500番台(妄想)※1
・811系→415系1500番台※2
または
・811系→71X系X番台※3
だったであろうJR新形式の車両、
そのどれもが
いわゆる"211顔のDNAを色濃く反映した造形となっていること"からして、
当時のトレンドも含め、使い勝手良く、汎用性が高く、デザイン的に優れているからこそではないか、と。
後継形式がそれを証明しているように思えるからです。
最も、
民営化直前、財政の逼迫していた国鉄にあって、
地方各都市に用いられていた旧型車両を順次取り替えてゆく余力があったかどうかは検討が必要なものの
「少なくとも国鉄が続いていたら…」
"211系フェイス"の車両はもう少し幅を利かせていたのではないかと推察しています。
特に、関東はともかく、中京圏0番台(いわゆる中京色)の大量配備、
西日本・関西地区配置、北海道・九州には211系フェイスの交流版導入もあったのではないか、と思うと心が躍るのです。
※1
711系の正常進化なら415系1500番台のようなステンレス車+211系フェイスになったと予想、なので415系から"1500番台"を拝借。
※2
"国鉄のままだったら設定"なら、九州車は山陽本線乗り入れの長距離列車ダイヤが設定されていると思案したため。
※3
交流電化の充実した九州島内のみの走行に主軸を置いた場合、交流専用車で良い。
その場合百の位が7、近郊型を示す1か2が来るため、
"国鉄が続いていたら"の前提とすると"71X系"が望ましいが、
既に現世の事実として710番台の"一の位"が、払底していることから、
編集長の描く仮想世界と混同せぬための配慮として、"X"と置換しています。
唯一番号の残っていた719系が、立派な"211フェイス"だったのは本執筆を書くに当たって心の支えとなりました。



