【特集、去り行く東海顔 vol.9】わずか半年?"まぼろしの"スカ色。
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「横須賀線」を走る車両に、
"クリーム"&"青"へと塗り分けた塗装を「横須賀色」と呼び、
愛称がほぼ通称となった「スカ色」になるわけですが、
私たちの認識する(113系や115系の)スカ色が
登場の最初期だけ、
"湘南色塗分け"の"スカ色"だったことをご存じでしょうか。
本日は、愛すべきMr.DIMER読者の方から頂いたコメントに関連する記事をお届けします。
「幻のスカ色」。
■The 国鉄色の二大巨塔、湘南色&スカ色
113系(111系)を代表する"国鉄色"といえば、
"湘南色"と上述の"スカ色"ですが、
双方カラーリングは、「塗分け位置」が微妙に異なることを、鉄道ファン界隈であれば、既知の事実であろうかと思います。
湘南色で言う所の"緑の部分の幅"が広く、"オレンジの部分"に当たるクリーム色の幅が、
湘南色のそれと比べて狭く、青色の部分の占有率が増え、重厚感のある見た目です。
長年、"スカ色"として親しまれたカラーリングであり、
最も、鉄道ファンにとっては、この塗分けそのものが"スカ色"でしかないわけですが、
このスカ色が、当時の"新性能電車"に展開されたのは、1965年4月の113系が始まり。
この際、本日のサムネイルのように、
湘南色塗分けの、スカ色が誕生したのです。
最も、この「湘南色塗分けの"スカ色"」は、同年秋口ごろから、現在までに親しまれたスカ色へと変化していくわけです。
■なぜ塗分けは変更された?
この、スカ色の塗分けルールが変更された肝心の理由ですが、
文献を調べられておらず、予測を述べるまでとなり恐縮次第ですが、
写真で比べてもらえれば何となく納得いただけるかも、
湘南色塗分けのスカ色は、膨張色になるクリームの占める部分が広く、さわやかな反面、ぼやっとした印象。
対して、のちの塗分けは、青色が主張しており、"きりっと引き締まった"印象と言えなくもありません。
当時の国鉄当局も、こういった見た目の部分を考慮して、塗分けを変更したのやも、知れません。

