【秘境駅だらけなのに新幹線も走る】残り少ない"211フェイス"に出会う旅

【秘境駅だらけなのに新幹線も走る】残り少ない"211フェイス"に出会う旅

マイミー

日本屈指の豪雪地帯を進むミニ新幹線。
そして数少ない在来線標準軌区間を走る211顔の719系5000番台。

今回は山形線最大の難所「板谷峠」をご紹介します。
青森〜福島を結ぶ奥羽本線。

そのうち福島〜新庄間は、新幹線直通列車を「山形新幹線」、普通列車を通称「山形線」と呼びます。

福島方の庭坂駅を発車すると、列車はいよいよ奥羽山脈へ。

最大38‰という急勾配が待ち受ける板谷峠に挑みます。

かつてこの峠には、EF71形やED78形といった名機たちが活躍しました。
豪雪、急勾配、落葉による空転。
板谷峠は昔も今も、"鉄道マン泣かせ"の難所です。

1992年、山形新幹線開業に合わせて標準軌へ改軌。

普通列車には719系5000番台が投入されました。

基本は2両編成ですが、秋の落葉や冬の豪雪時などには4両編成で運転し出力増強の空転対策をしてるそうです。

今の時代に、ここまで自然と真正面から向き合う路線も少なくなりました。

そして板谷峠には、もうひとつの魅力があります。
それはスイッチバックの遺構。

かつて存在した赤岩・板谷・峠・大沢の4駅。

赤岩駅は廃止されてしまいましたが、板谷駅、峠駅、大沢駅には今もその面影が残されています。

中でも峠駅は全国でも有名な秘境駅。

静寂の中に聞こえる風の音。

そして時折通過する山形新幹線。

あの独特の空気感は、一度味わうと忘れられません。
ただし普通列車の本数はかなり少なめ。
私は何も考えずに行ってしまい、見事に長時間待ちぼうけしました(笑)

それも今となっては良い思い出です。

719系5000番台も今年の秋に置換の話が聞こえ始めました。

東日本の211顔も、気が付けば少数派。
当たり前だった景色は、いつまでも続きません。

スイッチバックの遺構と、719系5000番台。
そして豪雪の板谷峠。

この夏、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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