【雪の恐怖は滑走だけじゃない?】

【雪の恐怖は滑走だけじゃない?】

マイミー

最大寒波到来により日本海側は大雪…
早く冬が終わってほしいマイミーです。

今日は大先輩ウテシから語り継がれる超恐怖体験を、
皆さんにお話したいと思います。

当時の降雪状況は、
数日雪が降り続け、降雪量は数十年ぶりと言われるほどの積雪だったそうです。

当該線区は雪に強い線区だった為、
比較的軽い遅延での運行だったそうです。

車両は115系

通常通り慎重に乗務を続けていた時に、
空制ブレーキに少し違和感を感じたそうです。

空制ブレーキが甘い。
いつになくそう感じたそうです。

当該線区は下り勾配が多い線区で、
長い下り勾配を下っていた時でした。
次駅が近づいていた為、徐々に減速しようとブレーキを強めた時。

電気ブレーキから空制ブレーキに変わった瞬間。
一切ブレーキが来ない。

考えただけで恐ろしい。

速度が落ちずどんどん前に進む。
どこまでいっちゃうのー?ってくらい速度が落ちなかったそうです。
数百メートル先には転轍機。
次駅で中線待避の為ポイントが迫って来ていました。

焦りに焦った当該ウテシはこのまま速度が落ちずに転轍機に差し掛かったら衝撃もすごいだろうし一歩間違えば脱線…
速度によっては脱線転覆なんて大事故も頭をよぎったそうです。

瞬く間に常用最大でブレーキをかけるが徐々に速度は落ちるどころか上がっていく。

恐怖は計り知れません。

そこで当該ウテシは経験値ですごい判断をします。

私には絶対怖くてできません。

転轍機に差し掛かる時に、
一気にブレーキを緩解させたそうです。
するとかなり大きな衝撃はあったそうですが、
すぐに非常制動をかけたら間一髪止まったそうです。

その先輩ウテシ曰く原因として考えられるとしたら、
制輪子と車輪の間に雪が詰まって制動が甘くなり、
やがて効かなくなったと言ってました。

下り勾配が多い線区でとんでもない事象と共に、
その極限の状態でブレーキを緩解できた度胸と言いますか…

時に、昔の国鉄時代の車両はウテシ個人の経験値や判断力に頼らざるを得ない状況もあったそうです。
そんな恐怖体験絶対したくもありませんが、
乗客の安全の為に一か八かの判断をしなければならず、
冷静にしっかり対処し、何事もなく◯にした大先輩ウテシはすごい技量だと当時思ったものです。

くわばらくわばら。

ではまた!

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