【去り行く211系フェイス Vol.1】ブラックフェイスの元祖・本家本丸?
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【去り行く211系フェイス Vol.1】ブラックフェイスの元祖・本家本丸?
銀色に輝きつつ、
どうも無機質な印象の拭えぬステンレス車体に
鋼製車を思い起こすFRP製、安心の"白い顔"。
先代にあたる東海顔では、
前面窓が側面に回り込む
見切りの良いパノラミックウィンドウが、
211系でたちまち"平面窓"に戻った瞬間ですが、
前面窓上下のブラックアウト処理、
前照灯・尾灯のユニット化は
当時、
既にコンサバティブ(言い方変えればマンネリ)となりすぎた
国鉄型車両の"いつもの見た目"に一風穴空けた印象があります。
鉄道車両の顔における"ニュートレンド"への
1ページを開いた感がある、
いわゆる"211系フェイス"。
しかしながら、
この前面窓周りのブラックアウト処理は、
211系の登場する1985年より以前、
1972年に誕生した小田急9000形において
既に採用されていたデザインだった。
と言うことは、
読者の皆様には広く知られていること思います。
2400形、2600形、4000形、5000形…
遡れば1600形まで…?
脈々と受け継がれてきた、
もはや小田急の代表、
"小田急顔"と一線を画した
精悍な印象の9000形は、
「ガイコツ」なる、
誉めているのか、
貶しているのかわからぬ微妙な愛称で呼ばれつつ
性能面も含め"名車"として語り継がれている車両です。
最も、
211系フェイスは、
これを完全模倣したわけではなく、
9000形の場合、
低運転台構造だったため、
正面窓下部はブラックアウト処理をせず、
前面窓を下限まで拡大。
211系フェイスでは、
高運転台構造であることから、
運転席方下部をブラックアウト処理。
(その後の番台区分、形式で助手席側の下部ブラックアウト幅が変わっている)
その他、
ステンレス素材を用いた貫通扉で変化を持たせ、
ライトユニットケースの採用などで
"211系フェイス"を構築しました。
(Mr.DIMER編集長)

