【建国記念の日】日出る国、祖国に感謝。「にちりん」・「ひむか」・「ひゅうが」

【建国記念の日】日出る国、祖国に感謝。「にちりん」・「ひむか」・「ひゅうが」

編集長

<2月11日は建国記念日。紀元前660年1月1日、初代天皇神武天皇が即位した日です。>
※明治時代のグレゴリオ暦換算(2月11日に相当する)

■神話からひも解く「日本国」
日本という国を神話による起源で語るとすれば、それは『古事記』や『日本書紀』に記された物語からひも解くことができます。

★国生み
伊邪那岐(イザナギ)と伊邪那美(イザナミ)が、混沌とした海をかき混ぜて「淡路島」や「本州」などの島々(大八島)を生み出しました。

★天孫降臨
天照大御神の孫であるニニギノミコトが、高天原から九州の高千穂に降り立ち、地上を統治する権利を授かりました。

★神武天皇の即位
ニニギの曾孫である神武天皇が、九州から東へ進み(東征)、紀元前660年1月1日(新暦で2月11日)に大和の橿原宮で初代天皇として即位しました。これが神話上の「日本」の始まりです。

■宮崎県が"太陽の国"と言われる所以
宮崎の古名である「日向国」という名前自体が、太陽と密接に関係しています。

★日の当たる場所
記紀神話において、この地は「日の当たる方に向いた国(日の向かう国)」という意味で日向と名付けられたとされています。

★天孫降臨の地
太陽神・天照大御神の孫であるニニギノミコトが降り立った地(高千穂)であり、まさに太陽の神の系譜が始まった場所です。

■日向の国をひた走る、「にちりん・ひゅうが・ひむか」
★伝統の特急、「にちりん」(日輪)
1968年、博多-西鹿児島(現:鹿児島中央)間を日豊本線経由で運行していた急行列車を特急(特別急行)に格上げする形で
運行を開始しました。
当時は、幸崎駅以南が非電化であったことから、
当初はキハ80系気動車による運行。
その後、1972年には博多-大分間に485系特急形電車を充当。
1974年に南宮崎までの電化開業により、運用が拡大されています。
列車名の由来は、太陽を表す「日輪」をひらがなにしたところを所以としており、
まさに、太陽の国、宮崎を象徴する名称と言えます。

★延岡-宮崎・南宮崎・宮崎空港間の特急「ひゅうが」(日向)
利用低迷により本数の削減された、博多-南宮崎・宮崎空港間を運行していた「にちりん」を保管する形で、
2000年3月11日に、延岡市~宮崎市の都市間輸送および宮崎空港へのアクセス性補完のために誕生したのが、
特急「ひゅうが」です。
列車名は、宮崎県の令制国名である「日向国」(ひゅうがのくに・ひむかのくに)が由来。

★457系による乗り得"快速"「ひむか」(ひむかのくに)
交直流急行形電車457系電車による快速列車、「ひむか」。
急行用車両を快速に転用しているわけですから、
まさに「乗り得」。
1989年に延岡~南宮崎駅を結ぶ快速として登場。名前は「日向国(ひむかのくに)」に由来。

宮崎県を走る優等種別が軒並み、"太陽の国"を名称することは、
すなわち、日出国日本の始祖が宮崎にあることを意味しているとも申せましょう。

■私たちを産み、育ててくれた祖国に感謝。
映画、「山本五十六」の中で、山本五十六のセリフとして次のような言葉があります。
「日本という国に対して、どのように報いるべきか。」と部下が質します。
そこで五十六はこのように答えます。
「我々を産んでくれた親だ、その命をはぐくんでくれた故郷だ、つまり国だ。」
(要約)
今、今日において、私たちが平穏無事で、そして安心し、安全に暮らせているのは、
まさに祖国(日本)あってのこと。

私たちを産み育ててくれた親、祖父母に対し、
日頃から感謝しておくことは当然ながら、
建国の日だからこそ、今当たり前のように受けられている恩恵に振り返り、改めて感謝したいと思います。

<毎度、鉄道メディア Mr.DIMER にお越し頂きありがとうございます>

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