Mr.DIMER Journal

【受け継がれた伝統】これはもう"中京色"では?

【受け継がれた伝統】これはもう"中京色"では?

211系電車と言えば、 一昔前はオレンジと緑の、いわゆる"湘南色"を纏った姿が最も一般的でした。 かつては短期間ですが"房総色"、 今でこそ、"長野色"、 ここ最近では、"スカ色"の復刻など、話題に事欠きません。 さて、遡ること 今から41年前の1985年。 近郊型電車211系は、 先代にあたる111・113・115系列の陳腐化に伴うフルモデルチェンジ車として登場。 国鉄時代に、 首都圏に250両、名古屋地区に8両の合計258両が製造・配置されました。 首都圏配置車は、先述したようにおなじみの"湘南色"、 本日の主題である、名古屋地区に配置された、 たった8両の0番台がサムネイルの"中京色"を纏ったわけです。 一説には、 新幹線ブルーを意識したカラーリングと言われ、 さわやかなステンレス車体に良く似合う、スマートな装い。 今でも、中京色関連の話題になると多くの方に反応して頂けるほど、 ファンに根強く支持された塗色だったと申せましょう。 国鉄末期に登場したこともあり、 1987年の分割民営化後、ほどなくして湘南色へ帯を巻き替えており、 好評を博した中京色は、短命に終わっています。 ■愛知環状鉄道色は、中京色とも言えないか? 本日のサムネイルをご覧下さい。 愛知環状鉄道2000系の帯色は、 かつての"中京色"にそっくり。 2009年に増備された、 ロングシートの2両編成2本がこの青帯を纏って登場しましたが、 その後、順次旧塗装車もこの新標準色に合わせて装いを変更、 現在(2026年6月)は、残るG9編成1本が"緑帯"を纏っています。...

続きを読む

【受け継がれた伝統】これはもう"中京色"では?

211系電車と言えば、 一昔前はオレンジと緑の、いわゆる"湘南色"を纏った姿が最も一般的でした。 かつては短期間ですが"房総色"、 今でこそ、"長野色"、 ここ最近では、"スカ色"の復刻など、話題に事欠きません。 さて、遡ること 今から41年前の1985年。 近郊型電車211系は、 先代にあたる111・113・115系列の陳腐化に伴うフルモデルチェンジ車として登場。 国鉄時代に、 首都圏に250両、名古屋地区に8両の合計258両が製造・配置されました。 首都圏配置車は、先述したようにおなじみの"湘南色"、 本日の主題である、名古屋地区に配置された、 たった8両の0番台がサムネイルの"中京色"を纏ったわけです。 一説には、 新幹線ブルーを意識したカラーリングと言われ、 さわやかなステンレス車体に良く似合う、スマートな装い。 今でも、中京色関連の話題になると多くの方に反応して頂けるほど、 ファンに根強く支持された塗色だったと申せましょう。 国鉄末期に登場したこともあり、 1987年の分割民営化後、ほどなくして湘南色へ帯を巻き替えており、 好評を博した中京色は、短命に終わっています。 ■愛知環状鉄道色は、中京色とも言えないか? 本日のサムネイルをご覧下さい。 愛知環状鉄道2000系の帯色は、 かつての"中京色"にそっくり。 2009年に増備された、 ロングシートの2両編成2本がこの青帯を纏って登場しましたが、 その後、順次旧塗装車もこの新標準色に合わせて装いを変更、 現在(2026年6月)は、残るG9編成1本が"緑帯"を纏っています。...

続きを読む
【ん?日焼けした?】211系特有の色褪せ編成

【ん?日焼けした?】211系特有の色褪せ編成

今夏も、"厳しい猛暑"になりそうだ、と。 ニュースを見なくても、ここ数日の気候で何となく推し量れてしまいますね… ジメジメ、蒸し暑い中ですがいかがお過ごしでしょうか。 読者の皆様、熱中症や過度な日焼けに気を付けて乗り切って頂きたいと思います。 さて、本日は 真夏の恐怖、お肌の大敵、日焼けのお話にかけて、 "211系日焼け"編成のお話。 (10年前にも取り上げたことのある話題ですが、改めてリライトしました) 近郊型・急行型電車の決定版、"東海顔"を経て、 ブラックフェイスが精悍ないわゆる"211系顔"は、 前面窓上下をブラックアウト処理し、 ヘッドライトとテールライトを一体ケースに収めるなど、 スマートなデザインへと昇華させました。 その前面窓上下のブラックアウト部分、 これがしっかり黒いからこそ、引き締まった表情となるわけですが、 この部分が日焼けの影響か、グレーに"色褪せている状態"、 これを、ファン界隈では"日焼け編成"と呼んでいるのです。 211系も登場から40年超… 経年、日焼けによる劣化はあって当然、むしろない方が奇跡的とも思えますが、 すべての211系が日焼けしているわけではないところがこれまた"ミソ"。 編成によって使用している素材ロットが違うのか。 例えば自動車のダッシュボードは、日焼けで劣化しないよう、 多量の紫外線吸収剤が練りこまれている、と聞いたことがありますが、 こういった添加剤が偶然不足した不良部材だったのか。 単純に、塗り直しで黒色に戻っているものもあるかと… 使用年数による劣化と捉えても良いのでしょうか。 お詳しい方、ぜひ教えて下さいませ。

続きを読む

【ん?日焼けした?】211系特有の色褪せ編成

今夏も、"厳しい猛暑"になりそうだ、と。 ニュースを見なくても、ここ数日の気候で何となく推し量れてしまいますね… ジメジメ、蒸し暑い中ですがいかがお過ごしでしょうか。 読者の皆様、熱中症や過度な日焼けに気を付けて乗り切って頂きたいと思います。 さて、本日は 真夏の恐怖、お肌の大敵、日焼けのお話にかけて、 "211系日焼け"編成のお話。 (10年前にも取り上げたことのある話題ですが、改めてリライトしました) 近郊型・急行型電車の決定版、"東海顔"を経て、 ブラックフェイスが精悍ないわゆる"211系顔"は、 前面窓上下をブラックアウト処理し、 ヘッドライトとテールライトを一体ケースに収めるなど、 スマートなデザインへと昇華させました。 その前面窓上下のブラックアウト部分、 これがしっかり黒いからこそ、引き締まった表情となるわけですが、 この部分が日焼けの影響か、グレーに"色褪せている状態"、 これを、ファン界隈では"日焼け編成"と呼んでいるのです。 211系も登場から40年超… 経年、日焼けによる劣化はあって当然、むしろない方が奇跡的とも思えますが、 すべての211系が日焼けしているわけではないところがこれまた"ミソ"。 編成によって使用している素材ロットが違うのか。 例えば自動車のダッシュボードは、日焼けで劣化しないよう、 多量の紫外線吸収剤が練りこまれている、と聞いたことがありますが、 こういった添加剤が偶然不足した不良部材だったのか。 単純に、塗り直しで黒色に戻っているものもあるかと… 使用年数による劣化と捉えても良いのでしょうか。 お詳しい方、ぜひ教えて下さいませ。

続きを読む
【国鉄のままだったら】"211系フェイス"がもう少し幅を広げてた説

【国鉄のままだったら】"211系フェイス"がもう少し幅を広げてた説

国鉄分割民営化前夜となる1985年に登場した"211系直流近郊型電車"は、 先輩にあたる、113(111)・115系列の第2世代的役割を担う車両ですが、 "時の運"か、 1987年民営化後のJR各社はこれを境に(民営化した直後はともかく)、 それぞれオリジナルの車両を開発する方向へと舵を切ります。 数で見ると 113系が3,000両弱、115系が2,000両に対し、 211系が827両(国鉄時代・JR時代含む)の製造ですから、 これら旧車両の置き換え目的・フルモデルチェンジ車として登場した割には数が足りないことが判ります。 当然ながら、民営化後のJR各社においても、 "近郊型電車"の増備は続き、 JR東日本・JR東海こそ211系の製造を継続したものの (上述の827両中、東日本325両、東海242両、西日本2両がJR化後の製造) JR西日本は1989年に221系、 JR四国は1995年に6000系(これは211系フェイス)、 113・115系世代の 交流版、 JR北海道711系を代替する721系を1988年、 交直両用版、 JR九州421系を代替する811系を1989年に登場させるなど、 これらが"211系統車が入りそうな枠"に代わりその穴を埋めていったのですが、 本日の話題は、 「国鉄が民営化しなかったら」 211フェイスはもっと増殖し、バリエーションも豊富に展開していたのではないか? という妄想。 その本証とまでは言えずも、そう思うのは、 国鉄のままだったら恐らくは ・221系→211系の増備車 ・721系→711系1500番台(妄想)※1 ・811系→415系1500番台※2...

続きを読む

【国鉄のままだったら】"211系フェイス"がもう少し幅を広げてた説

国鉄分割民営化前夜となる1985年に登場した"211系直流近郊型電車"は、 先輩にあたる、113(111)・115系列の第2世代的役割を担う車両ですが、 "時の運"か、 1987年民営化後のJR各社はこれを境に(民営化した直後はともかく)、 それぞれオリジナルの車両を開発する方向へと舵を切ります。 数で見ると 113系が3,000両弱、115系が2,000両に対し、 211系が827両(国鉄時代・JR時代含む)の製造ですから、 これら旧車両の置き換え目的・フルモデルチェンジ車として登場した割には数が足りないことが判ります。 当然ながら、民営化後のJR各社においても、 "近郊型電車"の増備は続き、 JR東日本・JR東海こそ211系の製造を継続したものの (上述の827両中、東日本325両、東海242両、西日本2両がJR化後の製造) JR西日本は1989年に221系、 JR四国は1995年に6000系(これは211系フェイス)、 113・115系世代の 交流版、 JR北海道711系を代替する721系を1988年、 交直両用版、 JR九州421系を代替する811系を1989年に登場させるなど、 これらが"211系統車が入りそうな枠"に代わりその穴を埋めていったのですが、 本日の話題は、 「国鉄が民営化しなかったら」 211フェイスはもっと増殖し、バリエーションも豊富に展開していたのではないか? という妄想。 その本証とまでは言えずも、そう思うのは、 国鉄のままだったら恐らくは ・221系→211系の増備車 ・721系→711系1500番台(妄想)※1 ・811系→415系1500番台※2...

続きを読む
【没ネタ】"もしもスカ色"211系、こういうスカ色もアリ?

【没ネタ】"もしもスカ色"211系、こういうスカ色もアリ?

タイトルの通り没ネタで… スカ色は、青とクリームの2色で構成されたカラーリングですが、 帯色を、クリーム色主体にして見た方の合成画像(AI製)です。 青色の方が締まる印象だったので、先日の投稿で採用。 ただ、ファンの皆様のコメントの中に、 「青とクリームを入れ替えるのもありじゃないか?」というご意見がありまして。 元々、生成していたものの没ネタで眠らせていたのがあったので 披露しました。 <毎度、鉄道メディア Mr.DIMER にお越し頂きありがとうございます>

続きを読む

【没ネタ】"もしもスカ色"211系、こういうスカ色もアリ?

タイトルの通り没ネタで… スカ色は、青とクリームの2色で構成されたカラーリングですが、 帯色を、クリーム色主体にして見た方の合成画像(AI製)です。 青色の方が締まる印象だったので、先日の投稿で採用。 ただ、ファンの皆様のコメントの中に、 「青とクリームを入れ替えるのもありじゃないか?」というご意見がありまして。 元々、生成していたものの没ネタで眠らせていたのがあったので 披露しました。 <毎度、鉄道メディア Mr.DIMER にお越し頂きありがとうございます>

続きを読む
【ありそうでなかった】211系史上初の"スカ色"。こういう塗分けもあり?

【ありそうでなかった】211系史上初の"スカ色"。こういう塗分けもあり?

<長野総合車両センター211系 N608編成がスカ色に。ありそうでなかったバリエーションでお目見え> ■ 115系「山スカ」が懐かしい、211系で帰ってきた! 塗装変更の対象となったのは長野総合車両センターのN608編成。 かつて中央本線や篠ノ井線で愛された115系の「山スカ(横須賀色)」をオマージュし、ステンレスの車体に青とクリーム色の帯を巻いた姿で登場しています。 ■ 塗分けはE217系用の色構成を採用している 今回211系N608編成に施工されたスカ色、中央帯の構成は「青・クリーム・青」3段構成(サンドイッチ状)になっています。 恐らくは、先代の115系塗り分け再現、または、E217系の塗分けを踏襲したものかと思われます。 (実際にJR東日本でも複数パターンが検討されたとのこと) ■ 塗分けはE235系用のスカもあり? Mr.DIMER的には、ですが、E235系用のクリームと青の2段帯もよかったのかなと思います。 最も基本形となる湘南色211系は、「緑・オレンジ」のシンプルな2段構成でした。この配置をそのままスカ色に置き換えて、「上:青 / 下:クリーム」もありかなと思います。 皆さまいかがでしょうか? とは言え、登場から41年。(2026年1月23日時点) 引退や譲渡が少しずつ進んでいく中で、このような話題が出てくるのは、ありがたいことですね。 ※画像はAIを用いて生成したものです。 <毎度、鉄道メディア Mr.DIMER にお越し頂きありがとうございます>

続きを読む

【ありそうでなかった】211系史上初の"スカ色"。こういう塗分けもあり?

<長野総合車両センター211系 N608編成がスカ色に。ありそうでなかったバリエーションでお目見え> ■ 115系「山スカ」が懐かしい、211系で帰ってきた! 塗装変更の対象となったのは長野総合車両センターのN608編成。 かつて中央本線や篠ノ井線で愛された115系の「山スカ(横須賀色)」をオマージュし、ステンレスの車体に青とクリーム色の帯を巻いた姿で登場しています。 ■ 塗分けはE217系用の色構成を採用している 今回211系N608編成に施工されたスカ色、中央帯の構成は「青・クリーム・青」3段構成(サンドイッチ状)になっています。 恐らくは、先代の115系塗り分け再現、または、E217系の塗分けを踏襲したものかと思われます。 (実際にJR東日本でも複数パターンが検討されたとのこと) ■ 塗分けはE235系用のスカもあり? Mr.DIMER的には、ですが、E235系用のクリームと青の2段帯もよかったのかなと思います。 最も基本形となる湘南色211系は、「緑・オレンジ」のシンプルな2段構成でした。この配置をそのままスカ色に置き換えて、「上:青 / 下:クリーム」もありかなと思います。 皆さまいかがでしょうか? とは言え、登場から41年。(2026年1月23日時点) 引退や譲渡が少しずつ進んでいく中で、このような話題が出てくるのは、ありがたいことですね。 ※画像はAIを用いて生成したものです。 <毎度、鉄道メディア Mr.DIMER にお越し頂きありがとうございます>

続きを読む
【帯の色は100系を意識?!】国鉄末期に導入211系0番台"中京色"

【帯の色は100系を意識?!】国鉄末期に導入211系0番台"中京色"

211系は、国鉄末期にあたる1985年に登場。 在来の111・113・115系を置き換える目的で開発・導入、JR化後も製造された車両です。 それまでの鋼製車体はオールステンレス車体へ、前面は強化プラスチック製、白を基調にブラックな窓周りがスマートな印象です。 ■名古屋地区用の211系0番台 国鉄民営化直前となる1986年11月のダイヤ改正では、東海道線の快速列車増発に伴い、 不足する車両の補完として211系0番台(セミクロスシート車)を4両×2編成導入しています。 登場時は、電気連結器・自動解結装置を装着していなかったため、 415系1500番台然とした顔面となっています。 ■中京色がかっこいい 関東地区では、湘南色で登場した211系ですが、名古屋地区用の0番台は、 青色に白のストライプの入ったいわゆる「中京色」を纏いました。 これは、当初JR化後のJR東海のコーポレートカラーが「青」と想定されていたから、とされています。 ■100系を意識したのでは? ここからは、あくまで妄想の世界ですが… 211系0番台の名古屋地区用が登場したのは1986年。 長らく増備の続いた0系のモデルチェンジ車として登場した100系新幹線の登場が1985年。 何となく、華やかな登場をした100系のデザインに魅せられて、211系にもこのデザインを採用したのかな?と感じたところです。 白のストライプこそ入れなければ415系1500番台に似すぎるというのもあったかもしれませんが… 首都圏に始まり、地方線区でも活躍、最近のビッグニュースでは三岐鉄道に譲渡されるまで幅広い活躍を見せる 211系。 皆さんは、何色がお好きですか。

続きを読む

【帯の色は100系を意識?!】国鉄末期に導入211系0番台"中京色"

211系は、国鉄末期にあたる1985年に登場。 在来の111・113・115系を置き換える目的で開発・導入、JR化後も製造された車両です。 それまでの鋼製車体はオールステンレス車体へ、前面は強化プラスチック製、白を基調にブラックな窓周りがスマートな印象です。 ■名古屋地区用の211系0番台 国鉄民営化直前となる1986年11月のダイヤ改正では、東海道線の快速列車増発に伴い、 不足する車両の補完として211系0番台(セミクロスシート車)を4両×2編成導入しています。 登場時は、電気連結器・自動解結装置を装着していなかったため、 415系1500番台然とした顔面となっています。 ■中京色がかっこいい 関東地区では、湘南色で登場した211系ですが、名古屋地区用の0番台は、 青色に白のストライプの入ったいわゆる「中京色」を纏いました。 これは、当初JR化後のJR東海のコーポレートカラーが「青」と想定されていたから、とされています。 ■100系を意識したのでは? ここからは、あくまで妄想の世界ですが… 211系0番台の名古屋地区用が登場したのは1986年。 長らく増備の続いた0系のモデルチェンジ車として登場した100系新幹線の登場が1985年。 何となく、華やかな登場をした100系のデザインに魅せられて、211系にもこのデザインを採用したのかな?と感じたところです。 白のストライプこそ入れなければ415系1500番台に似すぎるというのもあったかもしれませんが… 首都圏に始まり、地方線区でも活躍、最近のビッグニュースでは三岐鉄道に譲渡されるまで幅広い活躍を見せる 211系。 皆さんは、何色がお好きですか。

続きを読む